2024/12/27

Taiwan Today

政治

台風11号が上陸、馬総統は「一層の注意を」

2011/08/29
(中央気象局より)
台風11号が台湾を直撃。台湾本島は28日には暴風圏に入り、台湾本島の東部では強い風と共に大量の雨が降った。花蓮県万栄郷太安、秀林郷布洛湾での一日の降雨量は「超大豪雨」(24時間に350ミリ以上の雨)の水準に達した。中央気象局では海上と陸上での台風警報を継続。台風11号は29日午前4時20分前後に台東県大武郷に上陸し、今晩にも台湾中部から台湾海峡に抜ける見通しで、台湾本島は東部と西南部で大雨を降らせるものと予想されている。 馬英九総統は28日、中央災害対応センターで防災についての報告を聴取、一部の地方首長とはテレビ会議の方式で防災態勢を確認した。馬総統は、台風11号の移動速度が遅く、一層の注意が必要だと強調すると共に、道路や橋梁が寸断されておらず、風雨の大きくないうちに避難を進めることがコストの最も低く、効率の最も高い方法で避難民の収容も余裕を持って進められるとして、早期の対応を呼びかけた。

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