2024/12/27

Taiwan Today

政治

中国大陸住民の台湾観光、さらに開放

2011/11/11
中国大陸住民に対する台湾観光の開放が進んでいる。金門県では結婚記念写真の撮影で訪れるカップル100組に助成金を支給するキャンペーンを行っているが、中国大陸の福建省アモイ市からもカップルが訪れている。(中央社)

行政院大陸委員会(陸委会)は10日、中国大陸住民の台湾観光への意欲を高めるため、台湾ツアー(団体旅行)への申し込みを本人の戸籍地に限るとした規制を緩和する方針を示した。中国大陸で戸籍地が異なる直系親族同士が、どちらかの戸籍地で同時に同一ツアーに申し込むことが可能となる。また、同一組織(企業など)に所属する住民は、戸籍が企業の所在地になくとも同僚と同時に同一ツアーでの申し込みが可能となる。なお、陸委会と同時に、中国大陸の観光交流の窓口機関、海峡両岸旅遊交流協会(海旅会)もこの開放について発表した。

この緩和については台湾側の窓口機関、台湾海峡両岸観光旅遊協会(台旅会)と海旅会の間の協議で決定された。

交通部観光局の統計によると、昨年の中国大陸からの観光客数は116万7,000人余り、1日当たり平均約3,200人だった。今年10月末までの累計では94万6,224人(自由旅行は含まない)。台旅会によると、年間でピークとなるのは3~4月と、9~11月で、11月が最も多いという。

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