2024/12/26

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政治

台湾、性別による損失は世界で4番目に軽微

2011/11/22
台湾では保健、権利、労働面で性別(ジェンダー)によって受ける損失は世界で4番目に少ない。(中央社ニュースサイトより)

行政院主計処が21日に明らかにした、今年の人間開発指数(HDI)で、中華民国(台湾)は0.882ポイントで、評価対象188カ国のうち22位だった。また、ジェンダー不平等指数(GII)は0.061ポイントで、147カ国中、性別による損失が少ない国として、スウェーデン、オランダ、デンマークに次いで4位だった。

中華民国の国会議員に女性が占める割合は30%(2010年)、25歳以上で教育程度が中等以上の人が占める割合は男性87.3%に対して女性は75.1%(2010年)、15歳から64歳までの労働参与率は男性74.2%に対して女性は56.4%(2009年)とされている。

人間開発指数(Human Development Index:HDI)とジェンダー不平等指数(Gender Inequality Index:GII)は国連開発計画(UNDP)が発表している。HDIは一国の健康、教育、経済の面における人間開発の総合的な発展の成果を示す指標。GIIは、生殖に関する健康、エンパワーメント(権限付与)、労働市場への参加の面で、性別によって生まれる損失の程度を示す指標。

HDIで上位3位はノルウェー、オーストラリア、オランダ。日本は12位、韓国は15位。GIIでは韓国が12位、日本は15位だった。

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