蕭万長副総統は23日午後、総統府で沖縄県の仲井真弘多知事と会見、24日開催の「台湾・沖縄フォーラム」への参加を歓迎し、今後も相互の協力と交流を深める機会を増大させたいとの期待を語った。
蕭副総統は、台湾と沖縄は地理的に近く、人や文化の交流も密接で、その歴史も長い上、沖縄を訪れる外国人の中では台湾人が最多だと指摘。双方が人の交流と政府間の協力をさらに拡大するとともに、日本が沖縄近海で漁業を営む台湾の漁師に助力して欲しいと表明した。
また、今年の国慶節(建国記念日)期間に、日本から国会議員66人が祝賀に訪れたことについて、蕭副総統は「日本各界によるわが国政府への重視と台湾の人々に対する友情に、すべての国民が心を打たれた」と述べた。
仲井真知事は、蕭副総統が会見に応じたこと謝意を示すとともに、東日本大震災の被害に対する台湾からの支援に感謝し、今後も相互の関係をより深めていきたいと語った。