行政院新聞局はこのほど、台湾の美食を世界に向けて発信するウェブサイト「台湾ごちそうナビ(中国語名・台湾美食文化網)」を開設した。楊永明局長の主導で開設された同サイトは、中国語のほか、英語、日本語、フランス語、スペイン語の各国語版を設置。これを記念し、30日午後2時30分から、米・仏・スペイン・日本の各国の美食家4人を招き、実際に台湾の美食を紹介するイベントを行う。日本からは料理研究家の江上佳奈美さんが参加、4人は楊局長と、食文化や美食について語り合いながら、台湾ならではのメニューを味わう。
訪台した各国の美食家は29日、楊局長の招きにより昼に台湾シーフードを味わったほか、夜にはナイトマーケットで台湾B級グルメに舌鼓を打った。ナイトマーケットでは実際に、生春巻きのような「潤餅」を巻き、カキのお好み焼き「蚵仔煎(オアチェン)」を焼いた。江上さんら美食家は、台湾のにぎやかな食の風景の中で調理を体験し、台湾グルメは大変お薦めできると語った。
楊局長は、各国の美食家に味わってもらうほか、多言語の新サイト「台湾ごちそうナビ(http://taiwanfoodculture.net)」を通じ、世界の人々の台湾の美食に対する誤解を解き、魅力を深く知ってもらいたいとの期待を示した。