2024/12/27

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政治

米太平洋軍の機関誌カレンダーに台湾の戦車が初登場

2012/01/06
米太平洋軍が発行する「Asia Pacific Defense Forum」誌の2012年カレンダーに収録されたCM-11 戦車とこれを操縦する兵士。(中央社)

米太平洋軍(USPACOM)が発行する軍事専門誌「Asia Pacific Defense Forum」の2012年カレンダーに、初めて中華民国(台湾)陸・海軍の写真が登場した。日本・韓国・カナダなど同盟国の部隊とともに収録され、「Taiwanese Soldiers」とのキャプションが付記されている。

このカレンダーには中華民国の部隊の画像が3枚掲載され、陸軍兵が新竹湖口の装甲兵基地でCM-11戦車を操作している様子、昨年4月の蘇澳中正基地で行われた海軍のミサイル艇進水式の様子、陸軍の澎湖での演習でM-60戦車とともに行軍する兵士の様子がそれぞれ写っている。うち、兵士がCM-11を操縦している写真は、顔に迷彩を施した兵士の顔と、戦車に描かれた「青天白日(中華民国の国旗にある、鮮やかな青空をバックに白い太陽が描かれた意匠)」が大きく写され、特に目を引くものとなっている。

カレンダーには米軍を始め、同盟国の日本・韓国・カナダなどの部隊の画像が収録されているが、例年で始めて中華民国軍の写真が採用されたことで、台米関係の安定と軍事交流の障壁軽減がうかがえる。

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