行政院主計処の30日発表によると、昨年12月の失業率は4.18%で前月から0.1ポイント下降、前年同月比で0.49ポイント下降し、2008年9月以降の3年4カ月で最低となった。季節調節後は4.22%(前月比0.1ポイント下降)だった。
なお、昨年12月の就業人口は1,080万2,000人で、前月比0.13%(1万4,000人)増となった。失業人口は47万1,000人で前月から1万1,000人減少、うち初めて求職する失業者が5,000人減、仕事への不満を理由に失業した人が3,000人減、職場の業務縮小または休廃業による失業者が2,000人減だった。
また、昨年通年の平均失業率は4.39%で、前年から0.82ポイント下降した。これを学歴別でみると、中卒以下では3.69%、高卒(職業高校含む)では4.66%だった。大卒(高専含む)以上では4.51%で、うち大卒以上が5.18%。年齢別では15~24歳が12.47%、25~44歳は4.46%、45~64歳が2.64%だった。
労働人口の総人口に対する割合、労働力参加率は昨年12月、58.28%で、前月から0.04ポイント下降、昨年通年の平均は58.17%で前年から0.10ポイント上昇した。