行政院長に内定している陳冲行政院副院長は台北時間31日午後3時に新たな閣僚名簿を発表する。呉敦義行政院長は30日午前に行われた旧暦新年の初顔合わせの席上、内閣総辞職後、馬英九総統が新たな行政院長を任命し、今週中には新内閣が決まると述べた。引継ぎは2月6日の予定。
呉敦義行政院長は、新たな内閣が向こう4年間に、馬総統が示した「生まれ変わって卓越へとまい進する」という目標を達成するには、依然として努力すべき空間が大きいと指摘、行政効率アップ、経済の適度な成長維持、所得のより公平で理にかなった分配、正義ある社会の具体的な実行などに励むよう希望した。
呉行政院長はまた、過去4年間、腐敗はかなりの程度抑制できたが、「世界で最もクリーンな政治を行う国」にはまだ長い道程があると述べ、みなが団結して努力するよう求めた。