1月14日の第8回立法委員選挙で選出された立法委員が1日、立法院に集合し、就任宣誓を行った。続いて行われた正副院長(議長・副議長)の選挙では国民党ペアが当選、王金平氏が連続5期目の院長に、洪秀柱氏が女性初の副院長に選ばれた。王氏の院長の任期は2016年1月まで、連続17年となり憲法施行以来の史上最長となる見通しだ。これまでは倪文亜氏の16年6カ月が最長。
立法委員として連続12期目を務める王院長は「国家の主権を確保し国家の安全を守るとの前提のもとで、国のために良き法を制定し、厳密な予算を組み、国家の進歩に貢献したい」と述べた。
第8回立法委員選挙で選出された立法委員は113人、1日には就任宣誓を済ませ、午前と午後にそれぞれ院長と副院長選挙が行われた。民進党は許添財氏と葉宜津氏が正副院長に立候補し各43票を獲得したが、それぞれ68票と69票を獲得した王・洪ペアに敗れた。今期の立法院は、国民党64議席、民進党40議席、台湾団結連盟と親民党が各3議席、無党団結連盟が2議席、無所属が1議席という構成。