経済部智慧財産局(知的財産局)は3日、2011年の特許申請と特許許可の統計資料を公表。台湾の企業で、世界最大のEMS（電子機器受託生産会社）とされる、鴻海精密工業株式会社が特許申請件数3968件、許可件数1721件で、10年連続で二冠となった。発明特許申請でも3417件と他の追随を許さない。外国法人では、ソニー株式会社がトップだった。
知的財産局によると、昨年の特許申請件数は合計8万2988件で、前年比で3.1％増加。台湾の法人では、財団法人工業技術研究院が762件で2位、友達光電株式会社が540件で3位だった。許可件数では、遠東科技大学が533件で2位、工業技術研究院が463件で3位だった。
外国法人の申請件数では、ソニーが528件で久しぶりにトップ。株式会社半導体エネルギー研究所が469件で2位、クアルコム社が413件で3位だった。許可件数でもソニーが309件でトップ。2位はクアルコムの199件、3位はIBMとサムスン電子株式会社の176件だった。