2024/12/27

Taiwan Today

政治

景気好転、昨年の失業給付受給者が大幅減

2012/03/03

行政院労工(労働者)委員会労工保険局の最新統計によると、昨年、中華民国(台湾)で初めて失業給付を申請した人は6万6000人あまり、初めて給付を認められた人は6万4000人あまりで、それぞれ前年比で22.99%減、23.78%減だった。申請受理件数は29万件あまり、許可件数は28万6000件あまりで、それぞれ前年比で40.92%減、42.10%減。給付金額は59億985万台湾元(約164億日本円)あまりで、2010年に比べて40.37%減少した。

2011年の失業給付の状況は、1月の初回申請者は6000人あまりで初回認定者は5400人あまり。2月は旧正月休みで勤務日数が減ったことから申請者と認定者ともに4900人程度に減少。一部の人は3月になって申請したため、3月の申請者数は6300人あまり、認定者数も5400人あまりに増えた。4月以降は安定し、申請者数は4300人から5000人の間で推移、認定者数も減少した。8月は季節的要因で申請者数は8500人あまりに急増、認定者数も7700人あまりとなったが、9月には同要因がなくなり、申請者、認定者共に5000人あまりに戻った。10月には明らかな変化は無かったが、11月には欧州の信用不安の影響で申請者が6100人あまりに増加、12月には5800人あまりに減った。年間を通して、毎月の初回申請者ならびに初回認定者の数は安定しており、大きな変化は無かった。

2012年1月の失業給付初回申請者数は7100人あまりに増加したが、旧正月休みで勤務日数が少なく、一部は2月に入ってからの認定となったため、1月の認定者数は3900人あまりに減っている。

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