2024/12/26

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政治

「88水害」復興担当閣僚、日本の震災後1年の活動参加

2012/03/05
陳振川執行長(左)が宮城県の松島港を訪れ、被災地の復興状況を視察した。シンポジウムにも参加。(中央社ニュースサイトより)
行政院で防災救助業務を監督指導する政務委員(無任所大臣に相当)で、行政院台風8号被災地再建推進委員会執行長も兼務する陳振川氏が2日から8日まで日本側の招きに応じて訪日、複数のシンポジウムや日本の東日本大震災被災地の視察活動に参加している。 台風8号被災地再建推進委員会は、2009年8月8日に台風8号によって深刻な被害を受けた台湾南部を中心とする被災地の再建を進めるための政府省庁で、この台風被害は「八八水災(88水害)」と呼ばれる。 陳執行長は、「88水害」の被災地の再建に関する経験を参加者と共有すると同時に、日本や各国の大規模な自然災害後の復興状況について理解する。台湾と日本、各国の防災科学技術と実務経験のレベルアップ促進に寄与することになる。 陳執行長は、日本の土木学会(JSCE)と東京大学の招きに応じ、5日には「東日本大震災 あれから1年そしてこれから~巨大災害と社会の安全~」国際シンポジウムに、7日には「自然災害後の永続的な再生:歴史の経験から学ぶ」フォーラムに参加、「88水害」後の再建事業の経験を紹介する。また、アジア土木学協会連合協議会(ACECC)の手配により、3日と4日には日本の専門家らと共に、被害が深刻だった宮城県の被災地、女川町、石巻市、松島港、名取市、仙台空港などを視察した。

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