2024/12/27

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国軍の戦力強化へ、漢光演習は4月

2012/03/14
国防部作戦設計室の郝以知次長補佐が今年度の軍事演習計画を説明した。漢光28号演習は4月と7月に実施される。(中央社)

国防部は13日、2012年度における中華民国軍の重要な軍事演習及び漢光28号演習の計画を発表した。重要な軍事演習は、「作戦類」、「動員類」、「核・化学物質災害類」、「訓練類」の4種類、延べ70項目に及ぶ。国防部では、これらの訓練により陸海空の三軍の合同軍事演習を強化し、国軍の総合的な戦力を高めたいとしている。

「作戦類」の訓練は5回予定され、そのうち漢光28号演習には実際の演習と、コンピューターの使用した指揮所での演習がある。実際の演習は4月16日から20日に、コンピューターを用いた指揮所での演習は7月16日から20日に実施される。実際の兵士による演習では、国民全体の国防教育強化のため、「合同上陸演習」、「落下傘による降下と防御演習」、「区域を跨る援軍演習」などの訓練項目を市民とメディアに公開する。

「訓練類」では大口径砲撃、ミサイル射撃、敵潜水艦への海と空からの対応、海軍と空軍の合同訓練、合同防空作戦、合同での落下傘降下と防御など延べ59項目。

国防部では漢光28号演習の特色として、①ミサイルや無人航空機による攻撃への防御、②共同しての総合的防空能力の強化、③情報電子戦力の向上、④合同迎撃戦術の強化、⑤区域を跨る援軍機動力の確認、⑥国土防衛戦力の強化、⑦離島の自主防衛徹底、⑧国民全体の防衛動員力の発揮、を挙げている。

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