今年第1四半期にインセンティブ(報奨)旅行で台湾を訪れた人は前年比で26.36%増。香港の李錦記健康製品グループ傘下で中国大陸における子会社、無限極株式会社では8日より、5泊6日のインセンティブ旅行を実施。2677人がそれぞれ約900人の3グループに分かれて台湾にやって来る。
交通部観光局の統計によると、第1四半期にインセンティブ旅行で台湾にやってきた世界各地の人は延べ9000人近くで、前年比で26.36%増加。日本と韓国からが合計36団体。中国大陸が5団体、香港・シンガポール・マレーシアが16団体。東南アジアの新興市場(フィリピン・タイ・インドネシア)からが12団体となっている。海外の著名な企業、並びに台湾企業との提携先で、中国大陸・北京や香港、日本からが多い。
一方、台北市で昨年最も人気のあった観光スポット10ヶ所が明らかになった。トップは国父記念館、2位は中正記念堂、3位は故宮博物院で、これらは2年連続で上位3位を占めた。国父記念館を訪れた人は年間延べ787万7796人。2位の中正記念堂を訪れたのは延べ714万3950人、故宮博物院は延べ382万2938人だった。
台北市の観光スポット29ヶ所が引き付けた人数は延べ4004万人で、今年は中国大陸住民の台湾個人旅行をさらに宣伝することで、観光旅行者数はいっそう増えるものと見られている。