2024/12/27

Taiwan Today

外交

馬総統、ブルキナファソから国家功労勲章受ける

2012/04/10
ブルキナファソの民族衣装を身に着けた馬総統(左)は、同国のコンパオレ大統領(右)から国家功労勲章を授与された。(中央社)

馬英九総統はブルキナファソ滞在の初日となった8日、同国のコンパオレ大統領から贈られた民族衣装を着けて歓迎レセプションに出席、同国の最高栄誉を象徴する「国家功労勲章グラン・クロア(Grand-Croix de l’Ordre national)」を授与された。

馬総統はあいさつで、今回の勲章授与は長期にわたり成果を上げている両国の協力計画に関する中華民国の取り組みをブルキナファソ政府が評価してくれたものだと指摘、現行の協力計画を引き続き推進し、双方の共通認識のもとでさらにこれを拡大していく考えを述べた。

また馬総統は、「中華民国は国際社会で『平和の創建者、人道支援の提供者、文化交流の推進者、新たなテクノロジーと商機の創造者、中華文化の主導者』という5つの役割を果たしたい」との考えを強調した。また、過去4年間にわたって台湾海峡両岸関係の改善に取り組み、緊張を低減したことで地域の安定を維持することができたと指摘、これを基礎として中華民国の国際関係を改善したと述べた。

一方、行政院新聞局の楊永明局長は同日、「政府は積極的な態度と実務的な戦略、具体的な行動をもって、集中させたリソースを運用しながら『活路外交(馬英九総統の実務的な外交方針)』を推し進めてきた。この結果、友好国・地域の発展・中華民国の国際的な地位の3者にともに利益をもたらした」と説明した。

楊局長はまた、馬総統がアフリカに向かう途中で給油のためインドに立ち寄ったことについて、これは相互信頼の基礎のもとに、「控えめ」で、「不意打ちゼロ」を原則に行われたことだと説明。「中華民国はインド側の暗黙の了解を尊重するとともに、約束を重んじるという台湾のイメージを確立した。インド側が『便利・安全・尊厳・快適』の原則にのっとって示した善意に対して感謝する」と述べた。

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