外交部の楊進添部長は23日、立法院で、アメリカ連邦議会下院外交委員会のイリアナ・ロス・レイティネン委員長が代表団を率いて中華民国（台湾）を訪問、5月20日に行われる中華民国第13代正副総統就任式に出席すると明らかにした。アメリカ政府からも「大物」政治家が訪問団と共に参加するという。第13代総統には馬英九総統が再選されている。副総統には呉敦義前行政院長が就任する。
楊外交部長は立法院外交委員会で、馬英九総統のアフリカ訪問の成果を報告。総統就任式への海外からの来賓招請状況について聞かれた楊外交部長は、アメリカからはレイティネン委員長の他、国会議員も個別に訪台することになると述べた。
外交部が現時点で把握しているところでは、友好国5カ国の国家元首が出席する他、代表団は40を超え、合計230人以上がやってくる。アメリカ、日本、ヨーロッパの国会議員らも招請対象になっているという。