2024/12/27

Taiwan Today

政治

「中国大陸は両岸が積み重ねた平和の尊重を」大陸委員会

2012/04/26

行政院大陸委員会は25日、中国大陸が一貫して台湾に対する武力行使の構えを崩さないことに関し、「中国大陸は台湾海峡両岸が積み重ねてきた成果を尊重し、両岸関係の発展に実務的に向き合い、両岸の永遠の平和という目標を実現すべきである」と呼び掛けた。

馬英九総統は19日、大規模軍事演習「漢光28号」を視察した際、「国民は国家の安全保障を、中国大陸からの善意といううわべのものに頼ってはならない。さもなければ、両岸関係において危機が発生したときに対処する力がなくなってしまう」と表明した。

大陸委員会は、「中国大陸は台湾に対する武力行使の構えを崩していない。国家安全保障戦略に基づいて考えるならば、馬総統の漢光演習視察時の談話には、『両岸の平和強化は自己防衛力の枠組みの上に成り立つ』という重要な意義が示されている」と説明した。

さらに、大陸委員会は「2008年以降、政府が交渉や対話、交流を通じ段階的に推進してきた両岸関係は、実務的な態度によって平和で安定した枠組みが形成され、国際社会からも評価されている。中国大陸は両岸が積み重ねた成果を尊重し、両岸関係の発展に実務的に向き合うことでこそ、両岸関係においてより堅実な基礎が打ち立てられ、両岸の永遠の平和という目標を実現することができる」と説明した。

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