内政部国土測量地図センターは2011年に国内初の無人航空機システム（UAS）を開発、国土測量・地図データの更新に使用している。今年度は15ヶ所以上で航空写真を撮影。このほど「無人航空機応用交流合作説明会」を開催し、UASの運用経験や各政府機関のニーズなどについて話し合った。
UASによる航空写真撮影は近年、宇宙航空産業と測量の領域を結びつけた新興の科学技術で、従来の航空写真や人工衛星による特定区域の迅速な映像取得を補助するもの。
内政部国土測量地図センターは2008年より、無人航空機での航空写真撮影実験とデータ作成の精度確認作業に取り組むと共に、「無人航空機航空写真撮影技術作業」4年計画（2011年～2014年）を策定、無人航空機による撮影技術の発展を積極的に進め、防災や救助活動、国土測量・地図化と統一された電子地図、国土利用調査、基本地形図などの基礎データとその更新業務に運用してきた。