米世論調査機関ギャラップ社は6日、「否定的経験指数(Negative Experience Index)」の調査結果を発表した。台湾の人々の否定的な感情を示した指数は、世界でも6番目の低さ(16ポイント)で、日本や韓国より良好な結果となった。
否定的経験指数は、怒り、ストレス、悩み、悲しみ、肉体的苦痛の5項目について、調査対象となった人の自己評価を集計したもの。
アジア諸国の同指数はおおむね低く、タイが13ポイント(最低から3番目)、シンガポールとモンゴルが15ポイント(同5番目)だった。台湾はこれに次ぐ低さの16ポイントで、中国とロシアと同ポイント、インドネシア(23ポイント)や日本(21ポイント)、韓国(20ポイント)、マレーシア(17ポイント)よりも低かった。
なお、ギャラップは、日本やハイチで起きた大震災のように、大きな事件も各国の否定的経験指数に影響を及ぼしていると指摘している。