2024/12/27

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政治

両岸窓口機関トップ会談で税関協力協定締結の見通し

2012/06/15
6月末に予定される台湾海峡両岸双方の窓口機関によるトップ会談では、両岸投資保護協定の他、税関協力協定も注目される。(中央社ニュースサイトより)

6月末に台湾での開催が予定される、台湾海峡両岸双方の窓口機関による8度目のトップ会談では、両岸投資保護協定と税関協力協定が締結され、これらが両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の後続交渉のうち、もっとも早く結ばれる協定になることが期待される。

行政院大陸委員会は6月14日、同会談で投資保護協定と税関協力協定が無事結ばれた場合、特に税関協力協定は両岸間の貿易促進と貿易スピードアップ、ならびに商品貿易協定に大いに寄与することになると指摘した。

両岸税関協力協定は、優良企業の認定事業者(AEO)制度の推進、無線自動認識技術(RFID)による税関監視管理、税関保税区における税関管理の交流と協力、貨物の一時的通関許可などを、協力の領域に取り入れるもの。

双方の管轄部署は同協定についてすでに作業レベルのコミュニケーションを行っており、協定を逐条討論すると共に、通関手続き、協力、請求手続きなどの重要な部分ですでにコンセンサスに達している。8度目の両岸窓口機関トップ会談が開催されるまで、一部未解決な部分について、条文の書き方などの詰めと確認作業を継続し、協定締結の準備作業を終えることにしている。

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