台湾の対中国大陸窓口機関・海峡交流基金会と中国大陸側の海峡両岸関係協会は6月28日、「台湾海峡両岸原発安全協力協議(協定)」の発効について互いに通知。発効に関する条文の規定に従い、同協定は6月29日に正式に発効した。
両岸双方における原発の運転の安全性向上、原発の安全情報の透明性強化、さらには両岸の原発の安全情報と経験の交流を促進するため、海峡交流基金会と海峡両岸関係協会は昨年10月20日に、中国大陸の天津で、「海峡両岸原発安全協議」に署名、平等互恵の原則に基づき、両岸の原発の安全と事故の際の緊急通報などについて、関連領域での交流と協力を行っていくことで合意した。