2024/12/27

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馬総統、クリーンな政治へ「廉政座談会」で5点を指示

2012/07/09
「廉政座談会」で馬英九総統(中央)は、汚職防止へのいっそうの努力を求めた。(中央社)

法務部廉政署は7日午前、「廉政(クリーンな政治)座談会」を開催、馬英九総統、呉敦義副総統、陳冲行政院長をはじめ、各省庁の首長及び政務官ら合計44人が出席した。

馬総統は開幕のあいさつの中で、汚職の疑いがある場合は、「自発的に摘発、明快な処理、捜査への協力、対外的な説明」の原則で対処するよう指示。また、総統任期中、検察調査当局が党派を問わず、汚職や不法行為にかかわった公職人員すべてを厳しく取り調べ、厳罰に処すことのできる環境を保ち、グレーゾーンは存在させないことを保証すると述べた。

馬総統は座談会で、①2ヶ月に一度、「廉政報告会」を開く制度を徹底し、各政府機関の首長自らが会議を開くこと、②各政府機関の内部に「クリーンな政治についての品質管理の輪」を作り、責任制度を実行、重大な事件が起きた場合は当該機関の首長と風紀担当部門の連帯責任とすること、③政府機関の首長は自分が「クリーンである」のみならず、クリーンな「チーム」を作らねばならない他、摘発者の安全とプライバシーを確保せねばならないこと、④行政院は向こう2ヶ月以内に、とりなしや依頼行為を制度・透明化し、民意機関が有権者のために行う、とりなしや依頼行為への対応にはっきりとした基準を設けること、⑤司法調査権を持つ機関すべてが、汚職防止と粛正の上で包囲網をつくり、汚職の逃げ場を無くすこと、の5点を指示した。

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