2024/12/27

Taiwan Today

外交

日本の改正入管法が施行、在留カード出身欄が「台湾」に

2012/07/10
早速切り替えに訪れた日本滞在50年の連根藤さんは、「台湾人の身分を取り戻せた」と喜んだ。(中央社)

日本では9日から改正出入国管理法が施行され、中長期日本に滞在する外国人に対し、外国人登録証明書に代わり、在留カードの交付が開始された。同時に「国籍」が「国籍・地域」欄に変更、これまで便宜上「中国」と表記されていた中華民国(台湾)籍の人の在留カードには「台湾」と表記されることとなった。

在日台湾人は、1972年の双方の国交断交後40年以来、外国人登録証の国籍欄に「中国」と記載されてきた。台湾人のアイデンティティ意識が高まると同時に、歴代の駐日代表(駐日大使)もこれを是正するよう日本政府に求めてきたが、前任の馮寄台代表の任期中にようやく、日本の与野党の協力のもと、2009年の入管法の改正に合わせた法的整備が実現した。

改正入管法施行日の9日には、各地で「台湾」への記載変更を待ち望んできた人々が早速、在留カードへの切り替え手続きを行った。

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