行政院大陸委員会(陸委会)は国立政治大学とアメリカのカーネギー国際平和財団(CEIP)に委託し、7月12日と13日に、アメリカのワシントンで「台湾海峡両岸関係の展望と課題」国際学術シンポジウムを行っている。シンポジウムには、台湾、アメリカ、中国大陸の著名な学者ならびに専門家が招かれ、両岸関係の発展と台湾・アメリカ・中国大陸の三者関係、中国大陸の内部情勢の発展と課題、アジア太平洋地域情勢の両岸関係に対する影響などをテーマとした論文を発表、意見を交わしている。
国内外のシンクタンクが提携して行うこのシンポジウムは3年目。ワシントンでシンポジウムを開き、両岸の重要課題を詳しく研究することで、両岸関係の発展に対する各界の理解を助けると同時に、台湾・アメリカ・中国大陸の三方の学者の交流も促進している。
今年のシンポジウムに出席しているのは、政治大学国際関係研究センターの丁樹範主任、カーネギー国際平和財団のダグラス・パール副総裁、ブルッキングス研究所東北アジア政策研究センターのリチャード・ブッシュ主任ら。中国大陸からは清華大学、シカゴ大学などの学者が参加している。