内政部出入国及び移民署は29日、海外に居住する中国大陸の専門人員、もしくはビジネス人員が台湾にやってくる場合の出入境許可証の発行手続きを簡略化し、必要書類が揃っているケースについては、発行までに要する日数を従来の14日間から6日間に短縮し、これらの人々の利便性を高めたと明らかにした。
移民署によると、これらの人たちが出入境許可証を申請する場合、従来ならば少なくとも14日間かかっていたが、今年7月1日より、各在外公館が必要書類をスキャナーでデータ化して電子メールで移民署とやりとりし、申請案件を処理する方式を採用、許可証発行までに必要な日数を6日間に減らした。
中国大陸の申請者は「出入境許可証申請書」、「海外居住地での身分証明書類」、「有効期間が6ヶ月以上の中国大陸のパスポート」、「現在の在職証明書」、「台湾の招待団体による、許可証発行費用領収書のコピー」をそろえる必要がある。
これらの人を招請する台湾の団体は、上記の必要書類の他、招待する中国大陸の人の写真、その人の現在の在職証明書、招請状、台湾での活動計画書、スケジュール表、招待団体の登記証明書を提出すると共に、許可証の発行費用を納めねばならない。
移民署では、手続きを簡略化することで、海外に住む中国大陸の専門人員、もしくはビジネス人員の出入境許可証取得までの時間を短縮するとしている。