Taiwan Today

馬英九総統は14日、台湾海峡両岸間の貿易金額は1600億米ドルを超え、人的往来の面では台湾から中国大陸に向かう人が年間600万人、中国大陸から台湾にやってくる人が200万人に達しているにもかかわらず、交通部観光局による中国大陸・北京における事務拠点以外、中国大陸に拠点を設けている政府機関はないと指摘、双方は事務機関を互いに設置して、協力範囲を徐々に広げていくべきだとの見方を示した。 馬総統の談話に対し、行政院大陸委員会は14日、両岸双方の窓口機関（台湾の海峡交流基金会と中国大陸の海峡両岸関係協会）によるトップ会談で、双方は両会の事務所相互設置について意思疎通を行っており、それぞれが計画を進め、適切な時期に意見交換することで合意済みだと明らかにした。 両岸の窓口機関が相互に事務所を設置することは、「両岸人民関係条例」の第6条に触れるため、実現には十分な準備が必要だとされている。