文化産業の総合見本市、第3回台湾文化クリエイティブ産業博覧会が10月18日から21日まで、台北世界貿易センター（TWTC）南港国際展示場（1階I・J・Kエリア）で開催される。今年は「交響（シンフォニー）」をテーマに、工芸やデザインブランド、デジタルメディア、芸術をモチーフにした創意あふれるグッズなどを展示する。会期中には業界の有力者が出席するフォーラム開催のほか、バイヤー向けに商談・コンサルティングのサービスも提供する。
文化部は海外からのバイヤー（年間売上高が直近3年間のうち少なくとも1年で50万米ドルを超えていることが条件）来台を支援するため、航空券や宿泊費として一定費用を補助（30人まで）。ユニークな市場を開拓し、バイヤーそれぞれに合わせた商談アレンジやコンサルティングなどのサービスを利用して欲しいとしている。補助の内容は宿泊期間が開催前日の10月17日から21日まで、交通費はアジア地域で上限750米ドル（税込み）、欧米地域で同2,000米ドル（税込み）、これを下回る場合は実費のみの補助となる。
なお、昨年の第2回博覧会は、世界14カ国から457団体が出展、展示面積は2万2,680平方メートルだった。入場者7万人以上、取引成約は総額780万米ドルを超えた。
海外バイヤー向け経費補助の申し込みは、文化部の専用ウェブサイト（英語 http://s1.boco.com.tw/ad_banner/2012/CCIM/news_en.html ・中国語 http://s1.boco.com.tw/ad_banner/2012/CCIM/news.html）で申請用紙をダウンロードして必要事項を記入の上、電子メールで文化部に提出する。経費補助が決定したバイヤーにのみ通知が届くこととなっている。博覧会の公式ウェブサイトは http://iccie.tw/（英語・中国語）。