2024/12/27

Taiwan Today

政治

立法委員が太平島での実弾演習を視察

2012/09/05
南沙諸島最大の島、太平島は中華民国固有の領土。行政院海岸巡防署の人員が警備に当たる。(中央社ニュースサイトより)

南沙諸島最大の島、太平島に駐在している行政院海岸巡防署の部隊は4日、実弾演習を実施。敵の太平島上陸作戦を想定し、海面に設けられた標的に向けて迫撃砲や機関砲、高射砲、機関銃などを用いての射撃訓練を行った。立法院外交及び国防委員会の立法委員(国会議員に相当)3人はこれを視察した。

外交部は4日、太平島は中華民国(台湾)の固有の領土であり、中華民国は自国の領土で演習を行って主権を守っていると説明。また、人員を駐在させて長期にわたって効果的に統治、運営、建設を進めており、同島での施設と活動はすべて合法的だとして、これについて誰も意見を述べる権利は無く、中華民国はいかなる抗議も受け付けないと強調した。

外交部は、「すべきことをする」として、中華民国の取るすべての行動は突発的なものではなく、いずれも国家の主権を守ることを考慮したものだと説明、他国に侵略されるのを待つのではなく、適切なタイミングで立場を強く示していく必要があるとの見方を示した。

また、馬英九総統が近日中に、釣魚台(日本名:魚釣島)に近い離島、彭佳嶼を視察することについて外交部は、馬総統の視察もしくは訪問はすべて詳細な計画と評価を経たもので、関連の規範にも合致していると述べた。

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