2024/12/27

Taiwan Today

外交

外交部、南シナ海行動規範討議への参加を希望

2012/09/12

外交部は11日、ベトナム外務省が9月7日、中華民国国家安全会議の胡為真秘書長が8月31日に関連省庁の首長を率いて南沙諸島の太平島を視察、中洲礁で国旗を掲揚したことを、「ベトナムの主権を侵犯した」と批判したことに対して、声明を発表して中華民国(台湾)の立場を主張した。内容は以下のとおり。

一、 歴史、地理、国際法のいずれから見ても、南沙諸島、西沙諸島、中沙諸島、東沙諸島、及びその周辺水域は中華民国固有の領土であり水域である。中華民国はこれら4諸島とその水域における一切の権益を有する。

二、 太平島及び中洲礁はいずれも南沙諸島の島礁であるばかりでなく、中華民国政府は長期間にわたって実効支配しており、主権が中華民国にあることは疑う余地が無い。我が国が同島で行う活動と措置はすべて合法的な行為である。


三、 中華民国政府は常に、「主権は我が国にあり、争いは棚上げし、平和互恵で、共同開発を」という基本原則を堅持して南シナ海での争いを処理しており、関係する周辺国家が、「南シナ海行動規範(Code of Conduct,COC)」に向けての討議に中華民国を招くよう呼びかける。

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