行政院環境保護署は13日、中華民国(台湾)は法の枠組みのもとで、政府のグリーン調達を進める世界初の国だと宣言した。全国の公的機関が2011年に行ったグリーン調達は、総額87億7,000万台湾元(約231億日本円)で、節約できた電力は一般家庭の年間電力使用量7,209世帯分に相当する。また、これによって促された民間や一般家庭でのグリーン購入は、総額255億2,000万台湾元(約672億日本円)と、約3倍の効果をもたらした。
環境保護署によると、2011年の公的機関でのグリーン調達の内訳は、パソコン、デジタル複合機(事務機器)などオフィスでの情報処理設備が最も多く、次いで電気器具、3番目がオフィス用の紙類、文具類だった。