中華民国(台湾)のチームがマレーシアのクアラルンプールで9日から12日まで行われた2012年世界ロボット・オリンピアード(WRO2012)で12の賞を獲得、開催地であるマレーシアに次ぐ好成績をあげた。中華民国チームにとってこの大会で過去最高の成績。WROは世界の学生によるロボットコンテスト。
大会種目は、指定された市販のロボットによるレギュラー競技、テーマに沿った自由なロボットを作るオープン競技、サッカー競技の3種目。大会には30カ国から405チームが参加した。台湾からは31チームが参加、レギュラー競技では高校生部門で金メダルと銀メダルを獲得した。また、大学専科学校部門でも準優勝。
今年のレギュラー競技は合計3ラウンド、2日間のスケジュールで行われ、高校生部門で優勝したのは、台北市立内湖高校の頼品豪さん、台北市立内湖高級工業職業学校の潘宜瑋さん、台北市立中正高校の陳鴻文さんによるチーム、「BERFIKIR」(「思考中」の意)。
オープン競技の高校生部門で台湾は5位。中学生部門では「創意賞」、「人気賞」と共に4位となった。また、小学生部門で台湾は「技術賞」、「創意賞」を得ると共に4位と5位を獲得した。また、サッカー部門で台湾は5位となった。