2024/12/27

Taiwan Today

政治

「中国大陸は中華民国の存在を直視すべき」、陸委会

2012/11/23

中国大陸では新版のパスポートのページ内に台湾の風景を掲載している。行政院大陸委員会(陸委会)は22日、これについて、「中華民国は主権が独立しており、固有の領土を持つ」として、中国大陸は中華民国が客観的に存在しているという事実に実務的に向き合うべきだと主張、中国大陸側に既存のルートを通じて、中華民国の立場を伝えていると明らかにした。

陸委会は22日に発表した声明で、中華民国は主権の独立した国家であり、固有の領土を持つと指摘、中華民国憲法と「台湾地区および大陸地区人民関係条例」に基づき、現在は「一つの中華民国、二つの地区」の状態にあると説明すると共に、中国大陸は中華民国が客観的に存在しているという事実に実務的に向き合い、既存の基礎の上に立って、「争いを棚上げし、現実に向き合う」ことで、両岸関係の平和と安定、発展に向けて引き続き努力していくべきだと強調した。

中国大陸で発行される、新版パスポートのページ内には、天安門や万里の長城など、中国大陸各地の代表的なテーマの図を掲載している。このほど、台湾の日月潭、清水断崖などの観光スポットの図も採用されていることが分かった。

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