馬英九総統は12日、総統府で、米CNBCアジアのインタビューに応じた。馬総統は、台湾海峡両岸関係は過去4年間に大きく改善し、双方共に平和的発展と互恵共栄の未来に向けて歩みだしているとし、これはアジア太平洋地域とアメリカのいずれにとってもプラスに働くとの見方を示した。
馬総統はまた、争いを棚上げし、ウィンウィンを目指すことは継続していくに足る基礎であり、そうしてこそ平和的な関係が生み出すメリットをさらに拡大することが出来ると述べた。また、中国大陸との金融業での協力に関して馬総統は、中国大陸の人民銀行が、中国大陸の中国銀行台湾支店を通貨決済機関として指定したことは大きな前進だと述べた。
馬総統は、台湾は小さい上、複雑な東アジア地域にあるとして、中国大陸、日本、アメリカの三強の間でいかに生き残りの道を見出すかが重要だと話した。