内政部が18日に発表した、全国各県・市の人口年齢構造に関する統計結果によると、昨年12月末時点の全国の人口は2,331万5,822人だった。うち65歳以上の高齢者が11.15%を占めた。高齢化率(全人口に占める65歳以上人口の割合)を県・市別でみると、台湾中部の嘉義県と雲林県、台湾本島の西の海上に浮かぶ澎湖島などから成る澎湖県の3県が最も高かった。
上記3県の高齢化率は高い方から順に、嘉義県16.04%。雲林県15.49%、澎湖県14.28%。この3県はすべて、世界保健機関(WTO)が定義する「高齢社会(Aged Society)」の基準14%を超えていた。一方、高齢化率が最も低い、「全国で最も若い県」は桃園県で、高齢化率はわずか8.58%にとどまった。