馬英九総統は23日、2013年世界自由デー祝賀大会など一連の活動に出席、中華文化の土壌でも国外からやってきた民主主義が根付き、たくましく成長することは可能だとし、政府は中国大陸との対話が経済と貿易、文化の面から人権と法治へと広がっていくことに期待すると述べた。
馬総統は、中華民国はアジアで最初の民主共和国であり、自由民主を追求する立場は固いと指摘。政府は東シナ海の平和以外に、中国大陸との対話が経済や貿易、文化から人権や法治へと広がっていくことに期待しており、中国大陸の人々に台湾の努力と行い、そして民主の実践ぶりを理解させたいと述べた。
朝鮮戦争中、中共人民解放軍に所属していた1万4000人あまりの軍人が自由世界への亡命を希望、国連と中華民国政府の手配の下、1954年1月23日に台湾の基隆港にこれら軍人が無事に到着したことから、中華民国（台湾）ではこれを記念して1月23日を「世界自由デー」と定めている。