馬英九総統は25日、政府は「厳格」と「迅速」という態度で道路交通の安全維持を強化し、飲酒運転による事故を防ぐと宣言した。馬総統は関連省庁に対して、2月末までに完全な規範と関連措置をまとめて提出するよう指示すると共に、アルコール濃度の検査基準及び予防拘禁などの措置と規定について必要な改正を行うよう求めた。
馬総統は、近年飲酒運転は台湾における交通事故の主因の一つになっていると指摘、強制的な措置をとり、アルコール濃度の検査基準や刑法の予防拘禁に関する規定を見直すことで、酒を飲んで運転する人に刑罰を与え、その自由を拘束する機会を増やさなければ飲酒運転による事故は効果的に抑制できないとの見方を示した。
法務部は、2月5日に各界の代表を招き、アルコール濃度の基準値、即時の勾留、予防拘禁の実現性について話し合うとしている。