財政部関務署は19日、中国大陸と、認定事業者(AEO、Authorized Economic Operator)制度の相互承認に関する取り決めを交わすことで一致したと表明した。年末にも署名できる見通し。将来的に、AEOに認定された事業者が台湾海峡両岸で通関する際には低リスクと見なされ、貨物の抜き取り検査を受けることなく通過することができる。
関務署によると、国内では2009年12月25日にAEO制度を導入して以来、すでに186事業者(今年2月末現在)が認定を受けている。うち輸出入に従事するのは62事業者、昨年の取り扱った商品の輸出入額は592億米ドルで、輸出入総額の10.3%に達した。