財団法人国際合作発展基金会(国合会)は26日、国内の大学19校と協力し、学士課程で学ぶ留学生のため、中国語と専門分野の教育を同時に行う「混合型華語授課学士学程(混合型中国語教育学士コース)」を開設すると発表した。海外からの留学生受け入れを拡大し、国内の高等教育の国際化と正体(繁体字)中国語の普及を進めることが目的。2014年から学生募集を始める計画。
国合会によると、まず理学、工学、農学、医学を学ぶ学生のためのコースを優先的に開設。留学生が台湾で最初に1年間の集中語学講座と専門基礎課程を受けられるようにする。大学入学後は、1~2年生のために重要な基礎学科の英語による講義を整備する。3~4年生になると全て中国語で、台湾の学生とともに授業を受けられるようになると見込む。