南シナ海における中国大陸の艦隊は先ごろ、南シナ海では海外籍の船に対する「臨検」(立ち入り検査)を行うための演習を実施、西太平洋の海域では実弾での射撃訓練を行った。これについて外交部は2日、南シナ海の四沙諸島(東沙、南沙、西沙、中沙)とその海域は中華民国固有の領土、領海であり、中華民国が主権を有するとの立場を示すと共に、地域の安全と安定を脅かす全ての一方的な行為に反対すると強調、関係各方面は自制に努め、衝突の発生で地域の緊張が高まるのを避けるよう呼びかけた。
外交部はそして、南シナ海における各島礁の周辺国家・地域は自制して、対話を通じて平和的に争いを解決するよう呼びかけた。