財政部は8日、3月の税関輸出入貿易統計の速報値を発表した。3月の輸出総額は前年同月比3.3%増の272億3,000万米ドルで、2011年8月以来で単月最高を記録した。
経済部は同日、世界経済の好転が目に見え始めているとの見解を示した。今後、中国大陸やインド、ブラジル、インドネシア、ベトナム、フィリピン、ロシア、トルコ、メキシコ、アラブ首長国連邦、エジプトといった11の新興経済体をターゲットとし、重点的に市場開拓の強化に取り組むと表明した。
経済部はまた、朝鮮半島情勢の緊迫や、中国大陸で広がるH7N9型鳥インフルエンザウイルスの感染状況、日本の日本銀行が円安など景気刺激策を拡大していることで浮上した通貨安競争の懸念といった各問題について、注意深く見守っていく方針を示した。