日本の経済産業省職員および日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所の佐味祐介副代表らは9日、経済部を訪問した。日本側は訪問の目的について、台日の企業協力を通じ、台日貿易・経済協力をより拡大するための意見交換だと表明した。さらに、台日の貿易・経済関係の強化と双方提携による台日以外の地域への投資についても意見を交換した。
日本側は、双方以外の国を1つ選び出し、企業自身で投資に向けた事前評価ができるよう政府が情報提供する、あるいは提携意欲のある企業に対し政府が最初の接触の機会を設けるなどし、その後の具体的な投資協力計画は企業自ら交渉するよう支援することもできると提言した。
経済部は日本側の構想を歓迎するとの見方を示した。その上で、日本企業がまず台湾に投資し、それから台湾企業と提携して中国大陸や東南アジア市場に進出するという形を取ることも可能だと提言した。