台南市は温室効果ガス排出量調査を実施し、「台南市2010年度温室効果ガス排出量調査報告書」にまとめた。台南市は10日、同報告書はすでに、ISO14064-1：2006国際規格、及び行政院環境保護署の委託した英国規格協会（BSI）による国際認証を取得済みだと説明、台南市は台湾で初めて都市としての温室効果ガスに関する外部による認証と声明文を得た都市になったと明らかにした。
同市によると、2010年が同市による温室効果ガス調査の基準年度で、調査期間は2001年から2010年。調査結果及び各調査作業の内容に基づいて作成された報告書は経済部の確認を経て発行され、同市の温室効果ガスに関する情報公開の根拠となる。同市では、温室効果ガスの発生源は掌握したとしており、今後は二酸化炭素の計画的な削減に向けての作業を確実に執行していくという。