世界経済フォーラム(WEF)が10日発表した、2013年世界情報技術(IT)レポートによると、台湾のネットワークの整備状況を示す指数は世界10位で、前年から1ランク前進した。アジアで上位10位にランクインしたのは、2位のシンガポールと台湾のみとなっている。
ネットワーク整備指数(Networked Readiness Index)は、ネットワークの環境、整備状況、利用状況、影響力といった項目を評価し、一国の情報通信技術の競争力を測るもの。報告によると、台湾のスコアは7点満点で5.5。特に、「モバイル(移動体通信)ネットワークのカバー率」、「インターネットと音声通信の競争力」で評価が高く、調査対象となった144カ国中1位だった。