国防部は実際の兵士による軍事演習「漢光29号演習」を15日から19日にかけ実施する。これに備え、離島の澎湖で11日、上陸阻止合同作戦における実弾射撃訓練の予行演習が行われた。今回の予行演習は、第一作戦区域で上陸阻止合同作戦を展開し実弾射撃を行うことを想定、離島の防衛力を検討しつつ「固安作戦計画(台湾全体での防衛計画)」の適切性を検証することを目的に行われた。
なお、国防部は11日、緊迫する朝鮮半島情勢を受け、国軍は北朝鮮のミサイル発射状況を監視する能力を備えていると説明。引き続き担当部署が各種の情報を分析しながら、友好国のルートを通じて最新情勢を把握、緊密に事態の掌握に努める方針を示した。