馬英九総統は13日、台湾南部・屏東県泰武郷で「パイワン族大武山集落学校開校式典」に出席した際、中華民国政府で先住民族業務を担当する行政院原住民族委員会(原民会)では新たな集落学校3ヶ所の設置を決めている他、向こう10年以内に同様の学校を30ヶ所増設して、先住民文化の発展を全面的に推進する計画だと明らかにした。
馬総統は、憲法は教育を受ける権利を基本的人権の一つと定めており、政府は先住民族が自分たちの母語と文化を学ぶ機会をもてるようにしなければならないと説明。そして、先住民族の集落の学校を今後毎年3ヶ所ずつ増やし、10年で14の先住民族のために30校を設け、先住民族文化が継承されていくようにすると述べた。