アジア太平洋経済協力(APEC)の第19回貿易担当大臣会合は、20日と21日の両日、インドネシアのスラバヤで開催される。経済部は16日、張家祝部長が代表団を率いて出席、主要な貿易パートナーの代表と2者会談を行うと発表した。
経済部によると、今年のAPECは、世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の妥結を目指す「ボゴール目標の達成(Attaining Bogor Goals)」、「公平性と持続可能な成長の実現(Achieving Sustainable Growth with Equity)」、「連結性の強化(Promoting Connectivity)」といった3つの優先分野に焦点を当てる。この3項目に対応するため、台湾は「中小企業の起業加速」、「女性のイノベーションによる経済発展」、「官民パートナーシップの強化によるサプライチェーンでの食料損失抑制」などのイニシアチブを提言し、APEC事務局の助成を受けている。