国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)は18日(バンコク時間)、2013年のアジア太平洋地域の経済と社会に関する報告書を発表。台湾の今年の経済成長率(GDP成長率)は昨年の1.3%を上回る、3.6%と予測した。
同報告書では、東アジア及びアジア太平洋に多い輸出主導型の国・地域は今年、世界貿易の情況が徐々に好転していることを受け、昨年を若干上回る経済成長率が期待できるとし、その対象として、日本、中国大陸、韓国、シンガポール、香港、中華民国(台湾)などを挙げた。台湾の経済成長率は3.6%と予測、シンガポールの3%、日本の2.5%、韓国の2.3%を上回ると見ている。