経済部は24日、米アイダホ州政府とグリーンエネルギー産業協力覚書(MOU)を締結した。台湾と米国の双方にとって、初めての共同でのグリーンエネルギー産業サプライチェーンの構築を目指す。MOUによると、共同で地熱発電設備の開発に取り組む。
アイダホ州のC.L.ブッチ・オッター州知事は、米国の地熱発電容量は世界最大の32%を占めると説明。またこの分野で世界をリードするアイダホ国立研究所(Idaho National Laboratory、INL)と先進エネルギー研究センター(Center of Advanced Energy Studies、CAES)を擁し、これらの組織が地熱発電所の関連設備の製造、地熱資源開発、発電所の運転などで協力ができると指摘した。