2024/12/26

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鳥インフルで台湾初の感染者を確認

2013/04/25
行政院衛生署は24日、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染した台湾初の症例が確認されたと発表した。桃園国際空港などでは警戒を強めている。(中央社)

行政院衛生署は24日、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染した台湾初の症例が確認されたと発表した。同署はすでに国際保健規則(IHR)を通じて世界保健機関(WHO)に報告すると同時に、「台湾海峡両岸医薬衛生協力協議(協定)」に基づき、中国大陸の連絡窓口機関に通知済みだと表明した。

衛生署によると、「直ちに接触者全員を把握、追跡調査と必要な措置を実施」、「H7N9特別外来を設置」、「対応医療機関22カ所の隔離病室を稼動」、「検査を拡大、全国の実験室6カ所も参加」、「ワクチン開発の加速を支援」、「公衆衛生教育の呼び掛け拡大」、「省庁横断的な感染防止措置を強化」の7つの面から感染防止に努める。

同署は、最新の感染状況や海外渡航先の伝染病などに関する情報を、同署疾病管制局のウェブサイト(http://www.cdc.gov.tw)の「H7N9鳥インフルエンザ」、「海外旅行情報」の専用コーナーで紹介している。また、通報や相談のための専用無料回線1922(通じない場合は0800-001922感染防止ホットライン)を準備している。台北市政府も専用回線(02)2375-3782、または1999で関連情報を提供している。

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