自前の天然ガス供給源を増やし、エネルギー供給の安定性を高めるため、台湾中油株式会社は24日、中国大陸の中国石化集団国際石油勘探開発株式会社(SIPC)と、「ミャンマー陸上D鉱区譲渡に関する契約」を締結し、同鉱区での開発権益をSIPC70%、台湾中油30%とすることになった。
台湾中油によると、ミャンマーは天然ガスの埋蔵量で世界10位。ミャンマーの中央盆地に位置する「ミャンマー陸上D鉱区」では、3つの坑井ですでに天然ガスが見つかっており、天然ガスの生産で大きな潜在力を有する。同社ではまた、天然ガス埋蔵の可能性のあるその他の地層についても探査を続けている。